2011-09-14

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言いかえれば、自分の周りの環境ってすごく大事だということになる。規律、人づきあい、雰囲気、これらのような要因から強く影響をうけつつ人間形成がされていくのだと思う。

少し昔話をしてみたい。それは僕が中学生の時のことだ。当時、僕の学年は過去にないほどあれていた。要はヤンキーが多かったのである。先生への反抗はひどかったし、授業時間中、席に座り続けることが我慢できなくて、すぐに教室を飛び出して行ってしまう奴らが多かった。中学生という最も世間に対して反抗的で、大人のように背伸びをしたがる年齢がそうさせていたのであろう。

そんな環境の中僕はどうしていたのかというと、情けないことにそんな周りの雰囲気に流されて同調してしまっていた。心の中ではわかっていながらも、自分が淘汰されるのが怖くて自分を守ることに必死だった。一時期成績も伸び悩んだ、だけどそれでいいと考えてしまっていた。だけどある時変わった。もっと頑張らなくちゃと思った。そのきっかけを与えてくれたのは学習塾だった。

中学3年生の時に受験生と言うことで学習塾に通いだした。そこで感じたのはいつもとは違うピリピリした授業雰囲気。顔も名前も知らない他校の人達が必死になって勉強している。そこに身を置いたことで意識が変わった。この人たちに追いつきたい、追い越したいと思うようになった。塾ということもあり、学校とは一味違った問題、勉強を強いられる。それが何とも心地よく励みになった。他校の人達とも話すようになり、それが楽しくて塾に通うのが楽しみになったのだ。

このおかげもあり、僕は希望する高校へ進学することができた。そこでの人づきあいは中学とは比べものにならないくらい楽しかった。別に中学の奴らをさげすんでるわけではない。ただ思ったことは自分の目標を達成しようとした時、周りの環境次第で目標達成までの過程が楽しめるか楽しめないかが決まってくるのではないかということだ。やはり人は他人と切磋琢磨しあいながら高みを目指していくのだなと思った。勉強だけでなくスポーツでもそうだ。ライバルがいるほどいい。それがモチベーションにつながってお互い高めあって行けるからだ。フィギュアスケートの浅田真央とキム・ヨナ、田中将大と斎藤佑樹、Androidとiphone。これらはまさに理想のライバル関係だろう。

さて、だいぶ長くなってしまったが今の自分はどうだろう。現状に満足しているか?周りに甘えていないだろうか?答えはノーである。まだまだ自分は頑張れると思う。周りの環境が良すぎて妥協している自分がいる。というより何かいいわけを付けて頑張ることから逃げている気がする。中学時代とは少し違う葛藤が自分の中に生まれつつある。もっとストイックに生きないといけない。学習塾に通って必死に勉強していたあのころのように。ひたむきさというのは大人になればなるほど忘れがちだが、自分がいちばんつらくてがんばっていた時期を思い出せばまたひたむきに頑張れるかもしれない。

結局何が言いたいのかわからない、頭に思い浮かんだことをおもむくままに書いただけの、くだらない日記。

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