プロメテウス
「エイリアン」「ブレードランナー」の巨匠リドリー・スコットが自身初の3Dで描くSF大作。地球上の古代遺跡で人類の起源にかかわる重大な手がかりを発見した科学者チームが、その謎を解明するため宇宙船プロメテウス号に乗り、未知の惑星を訪れる。しかし、そこには人類が決して触れてはならない、驚きの真実が眠っていた……。出演はノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、シャーリーズ・セロン、ガイ・ピアースら。脚本を「LOST」のデイモン・リンデロフが手がけた。
しかし、期待しすぎたのがあだとなったのか、思ったよりは面白くなかったというのが正直な感想です。あくまで期待しすぎた場合の感想ですので、普通に見ればそこそこ面白いとは思います。
導入は、ゆっくりとスローペースで結構引き込まれる設定なのですが、それも途中まで。中盤からはエイリアン映画の色が強くなってきます。
というのもこの映画は、リドリー・スコット監督が以前てがけた「エイリアン」の前日壇的な映画なんですね。なので、作中随所に「エイリアン」と似たような描写が見られます。
コールドスリープから目覚めるはじまり方とか、エイリアンの卵みたいなカプセルのような入れ物とか、首だけになったアンドロイドとか、主人公であるエリザベスが最後宇宙船からメッセージを残すとことか。リプリーと重なります。
「エイリアン」が好きな人はその辺も楽しめるかもしれませんね。私もその一人でした。
(photo:[http://www.flickr.com/photos/filmstalker/6850043016/in/photostream/{Prometheus Trailer2 - Landing Effects By Filmstalker}])
SFエイリアン映画のドキドキ感みたいなのは感じられてよかったです。調査しに来た惑星でいったい何が起こったのか?考古学者たちが異星人(作中ではエンジニアと呼ばれる)の調査を進めていくうちに徐々に人類の起源が明らかになってゆきます。
それは異星人によって人類は創り出されたということ。しかし人類を壊滅させようともしていること。
どうしてそうしたのかという謎は次回作ということなのでしょう。
そう、おそらく続編があるのではないかと思います。
最大の謎は、では異星人の起源は何なのか?ということですね。
それ以外にも、観ている人の解釈に任せる部分もありました。
なのでテレビ放送で観終わった後に時間返せってよく思う人は、満足できないかもしれません。
あとPG-12指定なりのグロい表現とかもありましたね。まあ「エイリアン」が見れるなら特に気にすることはないでしょう。
(photo: http://www.flickr.com/photos/filmstalker/6996165441/in/photostream/ {Prometheus Trailer2 - Pilot sans Suit By Filmstalker}])
映像はかなりきれいなので、SF映画としては申し分ないです。がしかし、ストーリー・
展開的に突っ込みたくなる部分もあったので、その辺の作りこみが物足りませんでしたね。
続編に期待したところです。
そんなOutput
0 コメント :
コメントを投稿