2012-02-26

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先日、私の卒研発表が終わりました。

この1年間、研究室にて、まだまだ学生レベルではありますが、研究活動を行いその結果報告を行いました。

発表はよくあるパワーポイントによるスライド形式。5分間という短い時間の中に自分の一年間を詰め込みました。今回は、その際に私なりに気をつけたポイントを3つほど紹介したいと思います。

 1.スライド間のつながりを意識する

私が発表をする際に最も気を付けているのはこれです。
他の人の発表を聞いていると、スライドが切り替わるたびに「次に~について説明します」と言っている人を割とみかけます。パワポの発表において最も大事なのはストーリーだと思います。つまり前のスライドを踏まえ、その次のスライドがどのように関わっているのかが大事なのだと思います。スライドの説明に区切りを付けないで、ストーリーを流れるように説明しながら、スライドを切り替えていくと聞いている方もわかりやすいと思います。



 2.発表中は聞き手の表情を見るように心がける

発表をしている時に、夢中になって周りが見えず、スライドの方ばかりを向いて発表しているひとがいます。これもよくないでしょう。もちろんレーザーポインタで指示したりする時などはその必要がありますが、余裕がある時は聞き手の顔(表情)を見るよう心がけましょう。表情を見ることで、自分の説明が伝わっているのかいないのかを少なからず感じ取ることができます。もし聞き手の表情が曇りがちだった場合、後々での質疑応答の時に、その部分について質問される可能性が高いと予想することができます。またスライドの方ばかりを向いていると聞き手に悪印象を与えてしまいがちです。気をつけましょう。


 3.はきはきとした声で発表する

「はきはき」というだけでは漠然としているかもしれません。言いかえれば、聞き手に聞き取りやすい話し方をする、ということになります。まずは、セリフの最初の一文字だけでも、強くはっきり発音するよう心掛けるといいと思います。話だしが聞き取りにくいと、その後の話も聞き取りづらくなるので気をつけましょう。慣れてきたら、事前に考えたセリフにこだわらず、自分の言葉でしゃべれるよう意識してみるといいと思います。その際に、抑揚をつけて話すと聞き手に入っていきやすくなります。抑揚を身につけるには、本などを音読してみるといいと思います。気持ちを込めて本を読むことで、自然と聞き手に伝わりやすい読み方は、どのような読み方なのかを意識するようになります。そこで身につけたことをスライド発表に生かすわけですね。


 まとめ

以上、3つ紹介したわけですが、どれも基本で当たり前のことですね。つまり、今の私にはこの3つを気をつけることで精いっぱいということです。ネットで検索すれば、まだまだ気をつけるべきことが分かるでしょう。ただ、この3つを意識するだけでも結構違ってくるんではないかと、考えています。パワポでの発表が苦手という方試してみて下さい。もし、何かの参考になれば幸いです。

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