2012-03-09

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ライアーゲーム 再生(リボーン)の場面カット


映画「ライアーゲーム 再生(リボーン)」観てきました。
ライアーゲームはTVドラマから続く人気シリーズですね。
私も公開を楽しみにしていました。

あらすじ
甲斐谷忍の人気コミックが原作のTVドラマ「ライアーゲーム」(2007、09)と、その劇場版「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」(10)から、主演の松田翔太以外のキャストをほぼ一新。原作で人気のエピソード「イス取りゲーム」を映像化し、復讐に燃えるゲーム出資者たちが仕かけるゲームに挑む天才詐欺師・秋山深一の姿を描く。秋山とともにゲームに挑む新ヒロイン・篠宮ユウ役に多部未華子が扮し、人気子役の芦田愛菜がゲームを仕切る事務局員役で自身初の悪役に挑む。

以前までのライアーゲームの魅力には、何といっても秋山深一(松田将太)が相手を騙していくかっこよさと、その性格とは対極の神崎直(戸田恵梨香)の存在があったと思います。
今作はヒロインが変わり、篠宮ユウ(多部未華子)になりました。
この変化が、ライアーゲームにどう影響を与えるのかが一番の気になるところだと思います。

実際に観て、このヒロインの変化をうまく使っているなあと思いました。

神崎直は、信じることでライアーゲームを乗り越えていったわけですが、篠宮ユウは、やはり最初からそういうわけにはいかず、人間の醜い部分も見せていたので、そこが良かったなと思います。
神崎直ではできなかった、篠宮ユウとしてのライアーゲームが描かれていた思います。
秋山深一(松田将太)は、あいかわらずの頭の良さとかっこよさでした。個人的には、前作よりは物足りなかったぐらいですけど、でもやっぱ最後はかっこよく決めてくれました。

ライアーゲームの展開の仕方はもうお約束になっているのですが、だからこそ面白いのだと思います。絶対こいつ裏切るだろ、とか、勝利を確信したやつは負けフラグだとか、わかっているのにそれに、はまってしまいます。これも人気の理由の一つなんでしょうね。

なにより、人を騙すことを描いているのに、排反的に人を信じることの大切さを説いているのが、この話の深みをだしているのだと思います。
ゲームのルールが少しややこしいかもしれないですけど、なんとなくわかればいいと思うので大丈夫でしょう笑 
パンフレットとか買うと詳しく解説していると思います。

唯一の不満は、この映画において、あの、子役の存在意義を見いだせなかったこと。なぜ事務局に子供がいるのか。子役使うんだったらその辺の設定とか、詳しくしてほしかったかなと思います。

なにはともあれ、映画としては十分面白いと思いますので、興味のある方はぜひ観てみてください。

そんなOutput

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